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摂食障害歴7年。拒食→非嘔吐過食→過食嘔吐。日々の出来事や気持ちをひっそり記録します。

2020-08-16

疾病利得

食事記録


昼:玄米ごはん、エビチリ、芋天、オクラの海苔和え

【過食】食パン1斤、手羽先グリル焼き、ふりかけご飯2合、バナナ蒸しパン

夕:玄米ごはん、ゴーヤチャンプル、もやしとにらのナムル

【過食】納豆ざるそば6人前、たまご蒸しパン、オムライス、コーンフレーク

所感


疾病利得:病気罹ることによって本人が受ける利益メリットなどを意味する語。長期休業休業補償などが例として挙げられることが多い。(実用日本語表現辞典より)

初めてこの言葉を知ったとき、病気に頼っているという考え方が腑に落ちた。
摂食障害が慢性化してる以上、症状を維持させている要因があることは確か。過食嘔吐の嗜癖性はよく言われていること。
それとは別に、病気がもたらす損得。
ざっと挙げてみると

◯プラス面
(嘔吐前提なら)好きなものが食べられること
痩せた体型の維持
ストレス発散&達成感

◯マイナス面
食べ吐きによるお金と時間と体力の損耗
消化器への負担、将来病気になるリスク増
社会的な孤立
自己嫌悪から症状悪化につながる悪循環

どう考えてもデメリット>メリット。
でもッ!この病気はァ!
理屈じゃないんだyo!hoooow!!!

今はこんなザマでも、なりたてのころは治そうと自分なりに努力していたと思う。
摂食障害の本を買って病理を自己分析してみたり、克服者のブログに目を通してみたり、24時間行動記録、対人関係療法、認知行動療法、食事療法も一通り試した。

結局ひとりでは太刀打ちできないと認めて精神科を受診するまでに5年。もっと早く医療機関に頼るべきだった。この頑固さもこじらせた原因だとは思う。
食べて吐くのが普通になってしまうと、とりあえず働けて社会生活を営めてるだけで満足してしまいそうになる。

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