連休明け恒例、朝から上司に至近距離で狙い撃ちされていた。
一日中死にかけの金魚のようにぷかぷか浮いていたのが目についたのだろう。
終業後に雇用主から呼び止められた。珍しくやけに優しい声色と表情だった。
押し殺していた感情が高ぶって、これまでの件を白状した。
今の部署で働き続けるのが限界だと感じていることも。
雇用主は私と上司の間で起きていることをぼんやりとは把握していたらしい。
どうにかするから早まるなと諭された。
心配しなくても私は来月の賞与をもらうまではかじりついてでも居残るつもりなんだが。
しかし参ったな。
これでもご機嫌伺いには余念がないんだが、どうしてこんなに疎まれてしまったのか。
あえて前向きにとらえてみよう。
上司は私が過食嘔吐人であることに気づいていて、食べる気が失せるぐらい追い詰めることで過食をストップさせる荒療治に出てくれているとか……。
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