仕事帰り、ひとりになりたくて公園の駐車場で物思いに耽っていた。
いや、正確には耽ろうとしたところで白シャツのおじさんが走ってきて、階段のあたりで猛然と腕立て伏せを始めた。
よく見たら知り合いの営業さんだった。
なんでこのクッソ寒い日に公園で、しかもそんな恰好で腕立てしてるんだよ。
家じゃなくてあえて人目に付くようにやるのがポイントなのか。
考えれば考えるほど笑いがこみ上げてきて、憂鬱な気持ちを一瞬忘れた。
食べられなくてしんどいっていうのも、他人から見たらしょうもなさすぎて笑えるくだらない悩みだったりするんだろうか。
それを思うと人をどうこう言える立場でもないんだけどね。
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