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摂食障害歴7年。拒食→非嘔吐過食→過食嘔吐。日々の出来事や気持ちをひっそり記録します。

2020-08-22

過食と自炊

食事記録


昼:ハヤシライス、ゴーヤと玉ねぎのサラダ

夕:オムハヤシ、オクラの焼き浸し、かぼちゃサラダ

【過食】みたらし団子、バターライス2合、豆腐蒸しパン、ラングドシャ2箱、黒棒、ピーナツバターサンド、杏仁豆腐、焼きそば4人前、山芋サラダ

所感


読み返すと辛気臭い回顧録や内省ばかりなので、切り口を変えて軽めの記事を。

このブログの目標に一応、摂食障害克服を掲げています。よって吐くコツや器具の使い方についての情報共有は控えます。その気になって探せばいくらでも出てくるし。

ただ現実問題、過食が常習化すると毎月かかる食費の桁が違ってきます。ストレスは回復の妨げになりますから、経済面での負担を減らす工夫は大事です。

というわけで私の過食事情と安上がりな献立についての話です。

自炊を始めたきっかけ

前提としてお伝えすることが3点。

1.過食に充てられる金額は上限4万。1か月30日として1300円/日。

2.質より量派で正真正銘の貧乏舌。

3.料理は特別好きでも上手でもない。基本的な調理器具や調味料は揃っている。

過食症なりたてはよく仕事帰りに、目についた半額のケーキや菓子パン、お惣菜類を買い漁ったものです。しかし出来合いのもので食欲を満たすには買い物カゴ2つでも足りません。嘘みたいな勢いで貯金は減り、大量のゴミ出しにも難儀する始末でした。

こうした経緯から、必要に迫られて自炊を始めました。

ビバ★炭水化物

食パン、米、麺類などは1人前20〜30円で収まります。光熱費を差し引いても100円で4人前、浮いたお金でお供まで買えます。ご飯には納豆や玉子、海苔の佃煮、パンにはジャムやマーガリン、麺類にはベーコン、天かす、刻み海苔などいかがでしょうか。

無の境地で生み出す茶色いおかず

余裕が出てくると、主食に合うおかずを手早く準備できるようになりました。麻婆豆腐、シチュー、カレー、ミートソース、煮込みハンバーグなどは、料理の素を使えば少ない手間で標準的な味のものができます。

もちろん料理の素を使わず、調味料を活用することでさらなるコストダウンも可能です。ただし過食衝動が起きている時は手元が狂いやすく、ヤバい味の失敗作を量産したこともあります。この辺は料理スキルの問題ですね。

頑張らないスイーツ作り

材料:小麦粉・牛乳・卵・砂糖・サラダ油・ベーキングパウダー

調理器具:大きな深型フライパン・オーブントースター・電子レンジ

これで一通りのお菓子は作れます。糖分と脂肪の補給目的と割り切れるのであれば自炊にはもってこいの分野だと思っています。

慢性化した過食嘔吐における自炊のススメ

店で買うより安い値段で、より多くの量を作れるというのが最大のメリットです。

満腹中枢が壊れた人間は、胃の容量の上限まで詰め込むために尋常でない量の食事を必要とします。それを出来合いのもので賄うとなると1回に5000円ぐらい軽く飛びます。長い付き合いになる習慣ですから、金銭面での負担は少ないに越したことはありません。

また、吐くことに対する罪悪感を軽減してくれる面もあります。食べ物を粗末にするのは事実ですが、人様の心のこもった手作り料理を吐くよりはマシだと自分に言い聞かせることができます。

長々と書きましたが、今でも安い菓子パンとかお菓子類は見つけ次第買います。時間や気力がないときは冷凍食品のお世話にもなってます。お店の味が懐かしくなってお総菜屋さんのコロッケとかを食べると、自分で作るよりおいしく感じることもあります。

まずは主食類だけでも自炊に切り替えるだけでだいぶ出費が抑えられると違います。過食まっさかりで月々の費用捻出にお悩みの方はよかったらお役立てください。

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