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摂食障害歴7年。拒食→非嘔吐過食→過食嘔吐。日々の出来事や気持ちをひっそり記録します。

2020-12-31

食を病むということ

食事記録


昼:サンドイッチとお菓子色々

夕:けんちん汁、納豆ごはん、ザーサイ炒め、大根サラダ

☆過食:昼食と兼用?



所感



朝からひたすらお菓子を作って遊んでいた。
アップルパイ、バタークッキー、レモンムース、アーモンドケーキ。
サンドイッチとぶどうも添えてアフタヌーンティーの真似事をした。

家族も全員休みで、久しぶりに団らんの時間が取れたのではないかと思う。
あとで吐く時点で雰囲気ぶち壊しだが。
そこはまあ、雰囲気だけは吸収したということで。

今日だけでバター、薄力粉、砂糖を各500gほど使った。
パイ生地とアップルフィリングは多めに作ったことを差し引いても恐ろしい量である。
こんなものをたまに食べても家族含め、世の中の人々は太ることもない。
「おいし~」とにこにこしながら味わい、身体と心の栄養としてちゃんと消化している。

過食嘔吐や低体重への固執が収まったとしても、彼らと同じ感覚で食を楽しむことは難しいように思う。
ありとあらゆる食べ物に負の記憶が紐づいているからだ。

たとえばバター。
摂食なりたて、拒食まっさかりの時期には指についたバターのかけらさえ怖かった。
お湯を使い、手の皮がすりむけるぐらいたわしで執念深く洗ったのを覚えている。

その後、一日中過食衝動に襲われるようになってからは、バターに砂糖をまぶしてそのまま食べたこともあった。
油と糖のダイレクトな組み合わせは壊れた満腹中枢にもよく効く。

昔は、10gずつ切り分けて冷凍して、ちょっとずつ大事に使っていたのに。

たとえば納豆。
もともと好物だったのが、標準1パックだとタレ込みで約90kcal前後「」あると知って、怖くて食べられなくなった。
パワーキッズぐらいのミニサイズならなんとか許せる。

なら通常サイズの納豆は買わなくなったかというと、そうでもない。
用途はこの界隈で知られている通りだ。
いつからか食品というより、吐くときに楽をするための道具に成り下がってしまった。

昔は、好きな銘柄があって、お気に入りのトッピングや食べ方だって研究していたのに。

こんな具合であらゆる食べ物との関係が損なわれてしまった。
というか私が一方的に断絶したようなものか。
今になってまっとうな付き合いを再構築していくというのは、虫が良い話に思える。

暗い話ばかりで恐縮ですが、そういえば今日は大晦日でした。
こんなブログに目を通していただいてありがとうございました。
皆さん、よいお年をお迎えください。


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