とうとう家のさつまいもが尽きた。
干し芋にして送ったり、普通に食べたり過食したりでコンテナ2杯分を消費したことになる。
残りは種芋として取っておく。だから今年はおしまい。
もっと作ればよかったと惜しくなるが、保存のこともありちょうどいい量だったと思う。
芋は断然ホクホク党だ。品種でいうと紅あずまや高系14号。
さつまいものちょっとした産地ではあるのだが、安納芋が一世を風靡してからというもの、店頭に並ぶのは安納芋や紅はるかやシルクスイートといったねっとり、しっとり、とろとろ系ばかりになってしまった。
「あま~い」「もはやクリーム♡」みたいな謳い文句が並ぶこの風潮に物言いたい。
果物じゃないんだから糖度なんて誇る必要あるか?
ほこほこしてこそのさつまいもやろ。
むしろ多少パサついてでも口の中でほろっと崩れるのがいい!
味覚は人それぞれなのでみんな好きな系統を選んでいい。
そのためにこれだけの数の品種が生まれた。
私のように昔ながらのずんぐりむっくりしたお芋さんを愛している人もいるはずだ。
店で手に入らない以上、心ゆくまで堪能するには栽培するしかないという結論に達して、2年前から畑に作るようになった。
さつまいもは家庭菜園でも育てやすい作物だと思う。
初期にちょこっと草取りをしてやれば後は大した世話を必要としない。
放任栽培でもすくすくと育ち、秋には収穫の楽しみをもたらしてくれる。
自分で書いていて恋しくなってきた。早く苗を植えたい。
もはや芋中毒。
0 件のコメント:
コメントを投稿