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摂食障害歴7年。拒食→非嘔吐過食→過食嘔吐。日々の出来事や気持ちをひっそり記録します。

2021-01-29

お見舞い

食事記録



昼:コーヒー

夕:ごはん、ささみのチリソース和え、大根と油揚げの煮物、梅ちりめん、はっさく

☆過食:フレンチトースト、バターチキンカレー、きなこ揚げパン、甘納豆蒸しパン、豆腐とブロッコリーの中華あんかけ、固焼きそば



所感



仕事帰りに友人宅へお見舞いに行った。
彼は3か月ほど前に不慮の事故で腓骨神経を損傷し、リハビリしながら歩行機能の回復を図っている最中だ。
事故直後から精神的に参っている様子で、今日は顔色が一段と沈んでいた。

話を聞けば、病院で(おそらく医師から)どんなに頑張ってももう歩けるようにはならない、一生車椅子生活になると宣告されたという。
マジか、リハビリを指示している側の医師がそんなこと言うか?
疑問に思ったが、そこのところは経緯を知らないので何とも言えない。

「どんなに頑張っても無駄なんだって」と車椅子のハンドリムを握りしめて嗚咽する彼に、かける言葉が見つからなかった。
力いっぱい足掻いても、現状を変えることができない辛さなら身に覚えがある。
「諦めないで」とか「きっと歩けるようになるよ」と下手に励ますのも無責任なようで、かといって「気持ちはわかるよ」と同調するのも違う。
でも見舞いにきたからには、ここで黙って帰るわけにはいかない。

「もし全く同じ立場だったら、私は早々に諦めてリハビリをやめている。それか周りの人に当たり散らしているかも。あなたはそうせずに現状で出来るベストを尽くしている。だから立派だと思うし、つらいと思う気持ちを話してくれたこともうれしい」

しどろもどろになりながらそんな趣旨のことを伝えた。
実際はもっと噛み噛みで何を言ってるかわからない感じだっただろう。
友人は俯いて鼻をすするばかり、さらに側にいた奥さんまで泣き始めて、どうにもならない空気になったのでおとなしく失礼した。

お見舞いに行ってよかったんだか悪かったんだかよくわからない。
かえって傷口をえぐったような気が……うーん。
やはり薄っぺらい人間からは浅はかな慰めの言葉しか出てこないんだろうか。
本来、だれかを支えるどころか逆に援助を必要とする側の人間だから、何を言っても説得力がない気がするんだよな。

友人の努力が何らかの形で結実することを祈る。
たとえ医師の見立てが医学的見地からの事実だとしても、彼や奥さんが悲しみに暮れて毎日過ごさなくて済むように。


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